アットマークワイヤレスコントローラの改造
(というほどのものではないけど)

注意:この改造は自分の責任で行ってください。
最悪Mac本体も壊す可能性もあります


まだまだ説明不足の部分があるかと思いますが、わからないことはどんどん質問してください。
随時ページに追加していくつもりです。

ワイヤレスコントローラは送料別1個2000円(mini-din 4pin コネクタ、PiPPiN NavigatorCD付き)でおわけしています。
購入希望者は送付先住所、電話番号、希望個数を書いてyukawa@j-data.co.jpまでお願いします。
注意:
mini-din 4pinコネクタとNavigatorCDは私が個人的におつけしています。(株式会社ジェイデータに注文頂くと、おつけすることができません)
改造方法、NavigatorCDやmini-din4pinについての質問も私の勤める会社ではお答えできません。
質問 メール等は私宛(yukawa@j-data.co.jp)にお願いいたします。


ピピン関係の在庫のお問い合わせが、意外にも多いので在庫表をつくりました。(99.1.23)

ピピンのワイヤレスコントローラをMacにつなげる場合通常このようなアダプターが必要なのですが、これがもう手に入りにくいというわけで。

まぁ、PiPPiN ADBもADBの一種なので、コネクタさえ付替えてしまえばMacで問題なくつかえるわけです。

 

これが、ワイヤレスコントローラ

受光ユニットとコントローラで1組です。

通信には赤外線をつかってます。

みての通り受光ユニットはPiPPiN用コネクタがついています。

これをADBコネクタに付替えてしまえばよいのです。

用意するものはこれくらいあればよいかな?

最低限必要なのは
半田
半田ごて
ニッパー
S端子コネクタ(ADBコネクタ)mini-din 4pinです。
S端子のコネクタはパーツ屋さんで100〜200円くらいで手に入ると思います。
テスターはあったほうが良いですね。

PiPPiNにつなげるわけじゃないので思いきってぶった切っちゃいます。

パッチン。

 

皮膜をはぐと、赤、青、緑のコードがでてきます。

ピントがボケていて申し訳ないです。

コネクタの結線は正面(突起が出ているほう)からみて、右の色の通りに配線します。

実際半田付ける方から見ると左右逆になるので注意。

mini-din 4ピンの半田付けは素早く作業を行わないとコネクタのベースのプラスチック部分が溶けてしまいます。

手際よく半田付けしましょう。

半田付けが終わったら、ショートしてないか良くチェックしたほうがよいです。

ここで、ショートしていると、本体側のトラブルにもなりかねません。

 

外側の金属(シェル)には金属皮膜を結線します。(結線しなくても問題なく動いてますが)

で、あとはプラスティック部分を組み立てて終了。

簡単でしょ?

マックに装着した写真。

赤外線なので、障害物さえなければ結構遠くからでもつかえます。

プレゼンテーション等に活用してみるのもいいのでは?

 

この状態でトラックボールとトリガボタンがつかえるので、ワイヤレスマウスとしての機能は十分ですが、 ゲームなどで使う場合は他のキーに機能を割り当てたいとところです。

その場合はキーアサインソフトウエアが必要になります。(Apple Jack機能拡張とkeyassistant)

キーアサインソフトは困ったことに入手困難なアダプターに付属なんですよね。


AppleJackとKeyAssistantの仕組みについて考える

Applejackはコントロールパッドの入力デバイスドライバで、機能拡張に入れて使います。 AppleJackの'pipp'リソースを変更するとコントローラのボタンの割り付けを変更できるようです。 この変更を自動的にしてくれるアプリケーションがkeyassistantみたいです。


AppleJackの入手方法について考える(99.3.18)

上記で他のキーに機能を割り当てたいときはAppleJack機能拡張とKeyAssitantというアプリケーションが必要だと書きました。 しかし、このソフトは今となっては大変入手が困難です。

AppleJackの入手方法
PiPPiNのソフトにはAppleJackが必ずついてきます。そこから抜きだせば一応使うこともできます。
#コントローラを買っていただいた何人かの方から昔のMac雑誌のCDに付属していたという話をききました。
#こんなところからもAppleJackをゲットできるようです

AppleJackの入手方法2(99.8.24)(NEW)
PiPPiN用FDDユニットに付属されていたPiPPiN Navigato CD 1.1にAppleJack 2.1.1が入っていることに今ごろ気づいてしまいました。今までこのCDは廃棄していました。(^^;;
これからコントローラを買って頂いた方にはお付けするようにします。また欲しい方は無料でお分けすることにしました。(なくなった時点で終了します)

Navigator CD 1.1が欲しい方はA4サイズが入る返信用封筒に返信用切手(160円)、返信先住所、氏名を書いて下記住所までお送りください。(ひとり1枚まで)
〒600-0083
京都市下京区中堂寺粟田町1 KRP4号館4F ジェイデータ
湯川隆司宛

KeyAssitantの入手方法
竹尾さんよりFMACOSのライブラリ LIB3にKeyassitantがあるとの情報を頂きました。
転載条件は転載可とのことでしたのでbinhexに直して置いておきます
ここからゲットしてください。
尚ウイルスチェックはしていませんので、心配な方は直接niftyからdownloadするようにしてください。


噂のVirtual Game Stationで使ってみる。(99.1.20)

巷で噂のVirtual Game Stationで使ってみました。ま、結果から先に言うと使えますね。
キーボードでやるよりも遙かに快適です。(あたりまえか)
遊んだのがダービースタリオンなのとマシンが9500/132(?)だったのでキーの反応とかは検証していません。
とりあえず僕が設定したキー配置のpippリソースデータをここに置いておきます。
リソース書き換えただけで使えるかはまだ試していなかったりする。

R1→右トリガ
R2→◇
L1→左トリガ
L2→□

トリガを使ってしまったのでクリックは○にバインドしてます。
スタートとセレクトはキーボードからの設定です。


GameSprocketでも動作しました。(99.11.09)

m_kokeさんから大変ありがたい情報を頂きました。
ftp://ftp.apple.com/developer/Development_Kits/Apple_Game_Sprockets.sit.hqx でAppleが配布しているInputSprocket SDKにAppleJack用InputSprocketがあります。 (99.11.09現在)
これを使えばGameSproket対応のアプリケーションはInputeSprocket経由でAtmarkコントローラを使うことが できるようです。(AppleJackもKeyAssistantも必要がなくなります)
GameSproket対応アプリケーションは代表的なものでMacMameやCVGS等があります。
で、若干ですが、変更が必要です。下記のパッチを当ててください。>InputSprocket AppleJack 。

InputSprocketAppleJackのバージョン1.4.1になったので1.4.1用のパッチを作成しました。 ただ、InputSprocketを使うとトラックボールとトリガが使えなくなりその時点で操作不能になってしまいます。

パッチについての簡単な説明(99.11.24)
GameSprocketについての質問が多いのでm_kokeさんに教えてもらったことを自分なりにちょっとした解説をしてみたいと思います。
InputSprocket for Apple Jackは元々マウスとしても使用できるように設計されているようです。
なぜかというとIpnutSprocket Applejack機能拡張の'isdv' ID=128の Device Classが'mous'になっていてピピンコントローラはマウス扱いになっています。
しかし、CVGSやMacMAMEはマウスとキーボードは例外扱いでInputSprocketを利用しないで制御してしまいます。
つまりMacMAMEなどからはピピンコントローラはマウスとして見えてしまいボタンやパッドは使えないということですね。
で、'mous'を'joys'に変更するのが上のパッチです。
joysに変更することによってCVGSやMacMAMEで利用可能になりますが、反対にマウスとしては扱われないのでトラックボールは使用不可になってしまいます。
他のゲームなどでキーボードやマウスもInputSprocketを利用しているものがあるのであればパッチを当てる必要はありません。
あくまでMacMAMEなどの対策としてのパッチです。

このドライバを使うときにはマウスなどのデバイスが必要になるので、ADBポートが1つしかないMacでは ADB分岐が必須になります。ADB分岐ケーブル(1000円くらい?)を使うか、この改造をするついでにメスコネクタを つけることが必要です。


とりあえずGameSprocketでこのコントローラを使うときにマウスが使えないのは致命的なので 増設ADBポートをつけた物を作ってみました。
Jpeg1,Jpeg2
今回は基盤から分配してみました。コネクタ部分から分配してもいいと思います。
写真入りのページは後日作る予定です。