PB2400のクリックボタン不調改善の説明画像
POWER BOOKに限らずMACをいじるときにあると便利なのが、「竹べラ」「竹串」。竹べラは、竹製の割り箸をカッターで削って作ります。何種類か作っておくと便利。金属と違って絶縁性がありますし、プラスチックほど固くなく、また適度な弾力性があり対象物を傷つけないのでいろいろな場面で使えます。

以下、クリックボタンの取り外し方等の画像です。

まず、黄色の矢印で示したところのシールをはがし、ねじ2本を外します。
次に、竹べラを使ってヒンジ部のカバーとその奥のプラスチックパーツを外します。そしてパームレスト全体を手前にスライドさせて外します。このときに、フィルムケーブルがまだ繋がっているのであまり引っ張りすぎないように。
パームレスト全体をそっと手前に起こすと、フィルムケーブルのコネクタが見えます。このコネクタの左右の縁の部分を竹べラで手前に(左右均等に)引いてやればケーブルは抜けます。
 次に、パームレストからトラックパッドとクリックボタンが一体になったユニットを取り外します。黄色の矢印のところで、引っかかってとまっているので、そこを支点に緑色矢印の方向に持ち上げれば、ポロッと外れてきます。
これが、取り外したユニットです。黄色矢印のところを片側ずつ竹串でクリックボタンを心棒から外せば、ボタンは取れます。
これが、取り外したクリックボタン。

 
このボタンの先端の突起が、フィルムスイッチの表面を攻撃して具合が悪くなるようです。
こちらは、突起部を削ったもの。
矢印のところがスイッチ部分です。 
スイッチ部を拡大したもの。 
これは、スイッチ部にプラスチックカードを切ったものを貼り付けた様子。
貼り付けた部分の拡大。

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