Performa 54xxシリーズ  内蔵ディスプレーの調整


Performa54xxシリーズ、まだまだ現役でお使いの方も多いと思います。
(G3カード入れれば結構快適に使えますよね)このモニタ一体型機種のディスプレー表示調整(サイズ、位置、ひずみ等)ですが、iMac等は、モニタコントロールパネルから画面調整ができますが、Performaでは、上下、左右の表示位置(筐体後部の調整孔)フォーカス調整(筐体内のVR)位しか簡単には出来ません。
ところが、あるケーブルと調整用ソフトウェアを使うことにより、ソフト的に調整ができるようになるのです。以下にその方法を記載いたします。Performa 52xxからPowerMac5500まで同様に調整できます。
(写真があるとわかりやすいのですが、間に合いませんのでとりあえずテキストのみです)

 
 ※調整用ケーブル(APPLE P/N922-1513)
一端がアナログボードに接続する2Pの小さなコネクタ、もう一端がシリアルポートにつなぐコネクタになっているケーブル。
※調整用のソフトDISPLAY SERVICE UTYLITY V3.3
が必要です。ケーブルは自作することも可能ですが、ソフトが必要ですのでセットで購入された方がよいでしょう。私はバラックハウス http://www.yamakitsu.co.jp/b-house/ より購入しました。
残念ながら、現在バラックハウスも業務停止しているようでどちらも入手困難です。
ケーブルはこちらに掲載がありますが、在庫があるかどうかは不明。

 

Display Service Utility を立ち上げた画面。
下の「Adjust Geometry...」ボタンを押すと、サイズ、位置、歪み調整
画面が現われる。(ケーブルを接続している時のみ)



 
調整にあたっては、仮想メモリー、AppleTalkをOFFにし、内蔵モデムが入っている場合は取り外しておきます。この状態で、シリアルポートとアナログボードの調整用端子(これがなかなか見つけづらい場所にある)を調整用ケーブルで接続し、調整用ソフトを立ち上げると画面上のスライドバーで各解像度毎に調整ができます。当然筐体後部を外し、アナログボードのバージョンによってはシールド板等も外さなければなりませんから、それなりのスキルが必要、感電等のリスクも生じますが。

 
 アナログボードへの接続箇所ですが、ボードのバージョンによって若干違いますが、P102あるいはP805と書かれたジャンパーピンがあるので、そこのショートピンを抜いて接続します。このピンの場所がくせ者で、コンデンサなどの陰に隠れた見えづらいところにあったりボードのバージョンによって裏にあったり表にあったりするのでで、丹念に探してください。ピンが見つかったらそこに調整用ケーブル(2Pですが実際に線が繋がっているのは三角マークの付いている片側のみ)を繋ぎます。1番あるいは、四角くマーキングしてある方のピンに調整用ケーブルが繋がるようにします。頻繁に調整ケーブルを繋げるようでしたら、(ボードの裏側にある場合)表側に新たにピンを立て、シールド板にも穴をあけておけば次回から接続が楽です。 この状態で調整用のソフト
(DISPLAY SERVICE UTYLITY)を立ち上げ、プルダウンメニューで、一番下の
“POWER PC 5200/5300/5400/5500”というのを選び、
“ADJUST GEOMETRY”というボタンを押せば調整画面が現われます。各解像度毎に調整結果を保存できます。
アナログボード上のフラッシュメモリ(?)に保存されるようです。



 
ケーブルの自作法。(ソフトが無ければ使えませんが参考までに)シリアルコネクタの上段1番、3番ピンをショートします。下段7番、8番ピンをショートします。中段4番、6番を同様にショートし、ここにアナログボードにゆく線を繋げます。(1本のみ)反対側にアナログボードに繋ぐコネクタ(無ければピンのみでも良い)を繋ぎます。